• 釣り方 :

ソフトベイトやジグでの釣り方

2タイプの異なるルアーで
幅広い状況に対応する

サーフのヒラメ釣りではさまざまなルアーが使われるが、多くの状況で使いやすいのがソフトベイトだ。釣り場にもよるが、まずは20g前後のソフトベイトから釣りを始めてみる。風や流れの影響が強かったり、ポイントが深ければ、同じソフトベイトでもより重いものに交換する。

使い方はストップ&ゴーキャストしたソフトベイトを底まで落としたら、5〜7回ほどリールを巻いては1秒止めるという操作を繰り返す。ヒラメもマゴチも基本的には底付近にいる魚なので、ソフトベイトを引いてくるレンジ(層)もなるべく底付近を保つようにする。この時、リールを巻く速さは1秒間にハンドルを2~3回転させるくらいの速めがよい。

ソフトベイトはシーズンを通じて使いやすい
リールを巻く速さは1秒間にハンドル2~3回転が目安。また、ルアーを通すレンジはロッドを保持する角度でも調整する

サーフ攻略のヒント

ソフトベイトよりも飛距離が欲しい場合にはジグを使う。ジグのアクションもまずはストップ&ゴーでOK。また、ボトムまで落としたジグをロッドティップでチョンチョンと弾くように動かし、底付近を跳ねさせるように動かすねらい方もよく釣れる。このほか、水深の浅い波打ち際にベイトフィッシュが見える状況なら、ミノータイプのシンキングペンシルが使いやすい。サイズはその時に見えているベイトフィッシュに合わせ、タダ巻きやトゥイッチで動かして小魚を待ち伏せている魚をねらう。

なお、ヒラメとマゴチは食性がやや異なる。ヒラメはイワシなどの底付近よりも少し上を泳ぐ小魚を積極的に食べる。一方のマゴチは、ハゼキス、甲殻類など、底にいるエサを好んで捕食する。そこでヒラメを意識してねらう場合は底よりやや上でもOK、マゴチをねらう場合はなるべく底べったりをイメージして釣りをするといったアプローチもある。

日中にジグを遠投してヒットさせたマゴチ
まずはソフトベイトとメタルジグの2種類で複数の重さがあれば多くの状況に対応できる
※このコンテンツは、2022年11月の情報をもとに作成しております。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。