コイの習性
コイは日本全国の河川や湖沼に生息する。水質の変化に強く丈夫で、水の冷たい上流域から、住宅地を流れる川や水路、潮汐の影響を受ける海近くの最下流域まで幅広い水域に棲む身近な淡水魚だ。
比較的流れの緩い場所を好み、産卵期は春4月から梅雨時の7月頃まで。釣りは一年中楽しむことができる。
大きなものは体長1m以上に達するが、多くの河川で見られる平均的な大きさは40~50cm。ただし、70cmほどまでは珍しくない。
口の左右にエサなどを捜すセンサーにもなる2対のヒゲ(目立つのは1対)がある。
ウロコは1枚が大きく触ると滑らかで、ウロコを含む体色は棲息する環境により、銀褐色から金褐色まで個体差がある。
※このコンテンツは、2017年2月の情報をもとに作成しております。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。